【診断シミュレーター付】自社に最適なECサイト構築手法の選び方
ASP、パッケージ、フルスクラッチ... 自社のフェーズと要件に合わせた最適解とは?
まずはEC構築の種類をおさらい
BtoCであれBtoBであれ、ECサイトの開発手法は大きく3つのアプローチに分類されます。それぞれ紹介します。
ECサイトの開発手法
詳しく言うと?(住宅の具体例)
この違いは「住居の選び方」にそっくりです。
- ASP(SaaS)型 = 賃貸マンション: すぐに住めて管理も楽ですが、「壁を壊して間取りを変えたい(独自機能)」といったカスタマイズに制限があります。
- パッケージ型 = 建売住宅のリノベーション: 骨組み(基本機能)は完成しており、さらに「壁を壊して間取りを変える(独自機能の追加)」といった変更も可能です。
- フルスクラッチ = フルオーダーの注文住宅: 土地探しから始まり設計図をゼロから引くため、理想の家が建ちますが、ASPやパッケージより初期費用と時間がかかります。
🏢 当社が考える判断基準と推奨手法
6つの判断基準
タイガーテックでは、以下の要素を総合的に評価し、最終的なアーキテクチャを選定しています。
- 1 求める独自要件(自由度)の高さ
競合にはない独自の顧客体験が必要なら【パッケージ型】か【フルスクラッチ】を推奨します。 - 2 外部システム(在庫・売上管理等)との連携深度
現在の社内の在庫管理データや、特殊な業務フロー(自動発注など)と裏側でリアルタイムに連動させたい場合は、【ASP(SaaS)型】の標準機能では対応しきれないケースがあります。 - 3 初期費用・保守費用と収支のバランス
高度なカスタマイズを行っても、それが売上向上や業務効率化に直結し、数年スパンで投資回収(黒字化)が見込めるかを冷静に計算する必要があります。 - 4 社内の「人の体制」(ITリテラシー確保)
【パッケージ型】や【フルスクラッチ】を選ぶ場合、システムが突然止まらないよう見守ったり、最新のサイバー攻撃対策を適用したりできるエンジニア体制、あるいは信頼できる保守パートナーの存在が不可欠です。 - 5 中長期的な事業展望
「とりあえず今月乗り切れればいい」場合は【ASP(SaaS)型】、「3年後に年商100億を目指す」場合は【フルスクラッチ】など、フェーズによって選ぶべき土台は異なります。 - 6 導入時期(スピード感)
ビジネスの機会損失を防ぐために「数週間〜1ヶ月でオープンしたい」のであれば【ASP(SaaS)型】が最有力となります。
6つの質問で選定をシミュレーション
タイガーテックが考える6つの判断基準で、貴社の状況を分析して最適なEC構築の方向性をアドバイスします。
回答は匿名で処理されます。
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貴社の独自要件を実現するためには、「パッケージ型」や「フルスクラッチ」による柔軟なシステム構築が視野に入ります。
タイガーテックの専門エンジニアが、より具体的なシステム構成案と概算お見積もりを無料で作成いたします。
🏢 複数の条件で迷い、1つに絞りきれない方へ
ここまで、EC構築の主要な3手法(ASP、パッケージ、フルスクラッチ)と、判断基準についてお伝えしてきました。
シミュレーターをお試しいただいて、自社に最適な手法を1つに選ぶことはできましたでしょうか?
実は、「予算を安く抑えつつ、独自のシステム連携もしたい」など、複数の条件を大事にすると、どれか1つのアプローチにすっきりと当てはまらないケースがほとんどです。
「なるべく安く早く始めたい(ASP型が良い)けど、どうしても外部システムとの特殊なAPI連携だけは譲れない…」
こうした「あちらを立てれば、こちらが立たず」のジレンマを抱えてご相談に来られる企業様は非常に多くいらっしゃいます。
タイガーテックからのご提案:無理に1つを選ぶ必要はありません
そのような場合、ご予算をかけて高額な【フルスクラッチ】でゼロから作る必要はないかもしれません。
タイガーテックでは、入念なヒアリングを行い様々なアイディアをご提案させていただきます。
私たちはお客様と意見を交えるところから、いい開発は生まれると信じています。
どの手法が正解かは、企業様の現在のフェーズや「3年後の事業目標」によって大きく変わります。タイガーテックは【フルスクラッチ】と【パッケージ型】での構築を強みとしていますが、もしヒアリングの結果「お客様のフェーズではASP型が最適である」と判断した場合は、正直にそのようにお伝えします。
システムを導入することではなく、お客様の事業成功を第一に考えているためです。
タイガーテックが選ばれる理由
私たちは単なる「Web制作」にとどまらず、ビジネスの根幹を支える「堅牢なシステム」と「売上を伸ばすUI/UX」をワンストップで提供します。既存システムの課題や新規事業の立ち上げなど、お気軽にご相談ください。
EC構築の無料相談を申し込む 💡 【もっと詳しく知りたい方へ】数年先を見据えた保守費用などの考慮事項
1. 数年先を見据えて「結局、トータルでいくらかかるのか?」を計算する
「初期費用が安いからSaaS」「高いからスクラッチ」と単純に比較するのは危険です。正確なコストを把握するためには、各プラットフォームの公式料金プランやベンダーからの初期構築見積もりをもとに、「初期費用+月額システム利用料+売上に応じた決済・取引手数料+保守費用」を3〜5年スパンで計算してみる必要があります。
SaaSは売上規模に応じた手数料の変動や機能追加のアプリ課金が重なりやすい一方、パッケージやスクラッチは初期費用が大きいものの、中長期的なランニングコストは固定化しやすいという特性があります。これらを踏まえて自社の事業計画と照らし合わせることが重要です。
2. 見えない保守コストと「トラブル時の対応」の違い
パッケージやスクラッチは初期費用が明確な反面、「構築後の見えない運用コスト」に注意が必要です。SaaSは月額費用の中に「システムの自動アップデート」や「セール等でアクセスが集中してサーバーが落ちないための自動対策」、さらには「ハッカーや悪質な自動プログラムからサイトを守るセキュリティ対策」が最初から含まれていることが多く、運用が比較的楽になる傾向にあります。 一方、自社環境に独自で構築する場合(パッケージ・スクラッチ)は、これら全てのトラブル対応や見守り作業を自社(または専門の保守会社)で行う必要があり、結果的に毎月の維持費が高騰するケースがあります。
※参考(主要なASP・SaaSプラットフォームの例): Shopify / MakeShop / カラーミーショップ / futureshop / ecforce / BASE / STORES