BtoC EC System

Webシステム BtoC EC構築

売上と顧客ロイヤリティを
最大化するECサイト

BtoC EC構築の基本概要(30秒で読める要点まとめ)

BtoC EC構築とは:一般消費者向けに商品を販売するオンラインストアを企画・設計・開発するプロセスです。ショッピングカート機能や決済連携に加え、大量アクセスへの耐性とセキュアな顧客情報管理が求められます。

  • 費用と期間目安:初期構築は200万円〜、期間は3ヶ月〜が目安です。(要件により変動)
  • 主な開発手法の向き不向き:EC-CUBE等のパッケージやフルスクラッチ開発が選ばれます。SaaS(Shopify等)は手軽な反面、システム連携や独自機能には不向き(カスタマイズ不可)となるケースが多い点に注意が必要です。

🎯 当社のBtoC EC構築の要点

  • できること:要件定義からAWSインフラ構築、カスタマイズ開発、保守運用まで対応可能。
  • 費用目安:初期構築 約200万円〜1,000万円以上、月額保守 約6万円〜20万円以上。
  • 開発期間:パッケージベース 約3〜6ヶ月、フルスクラッチ開発 約6〜12ヶ月。
  • 向いている企業様:SaaSでは対応できない独自の商慣習や基幹システム連携が必要な企業様。

🛡️ プロジェクト体制と専門性

  • 豊富な構築・運用経験:経験豊富なアーキテクトが全プロジェクトのインフラ・アプリケーション設計を行い、品質を担保します。
  • 実力とパフォーマンス:年商数億円規模のECサイトや、テレビ放映等による分間数千アクセスの突発的なスパイクを無傷で捌き切ったインフラ構築・チューニング実績があります。
  • 成果コミット:単なる納品ではなく、CVRやLTVといったビジネス指標向上を開発のゴールに設定しています。

サービスの特長と提供価値

お客様のビジネス要件や課題に合わせて、最適なソリューションを提供します。

ダウンタイムを防ぐ安定性

【課題】 ECサイトにおけるダウンタイムは売上規模に比例した機会損失に直結します(例:客単価5,000円・CVR2%のサイトへ1,000人がアクセス集中した際、サイトダウンにより瞬時に10万円の確定利益が消失)。

【解決策】 私たちは過去の「分間数千アクセス」を捌き切った経験から、単一障害点(SPOF)を排除したAWS構成と、本番想定の事前シミュレーション(徹底したボトルネック排除)を実施して機会損失を防ぎます

【体制】 インフラ専門のシニアアーキテクトが設計を直接主導します。

CVRを高めるUX施策

【課題】 売上は「単価×流入数×CVR」で決まるため、CVRを改善し続けることが不可欠です。ECのゴールは「構築」ではなく「売上」であり、初期構築後もユーザー行動に合わせた継続的な導線改善が求められます。

【解決策】 Microsoft Clarity等のツールを用いて、「イライラしたクリック」「デッドクリック」「過剰なスクロール」「クイックバック」の指標やヒートマップ分析、JSエラーの検知を行い、課題の発見と解決の提案を行います。

【体制】 EC特有の購買心理とアクセス解析データ(ヒートマップ等)を熟知した専門UI/UXデザイナーが担当します。

強固なセキュリティ

【課題】 個人情報やクレジットカード情報を扱う性質上、一度の漏洩が事業の存続を危ぶませます。経済産業省によるクレジットカード不正利用被害額の増加報告に示される通り、強固な防衛は今や必須要件です。

【解決策】 単純なツール導入にとどまらず、IPAが定める「安全なウェブサイトの作り方」OWASP等の世界標準に準拠した脆弱性対応を上流設計から組み込み、AWS WAFやGuardDuty等で攻撃に備えます。

【体制】 経験豊富な社内エンジニアが対応します。また、ご要望があれば別費用にて、セキュリティ専門機関と連携した監査の実施も可能です。

業務フローのバックエンド自動化

【課題】 売上拡大と共に在庫管理や出荷業務がパンクします。例えば1件の受注処理(伝票作成・メール・在庫引当)に手作業で5分かかる場合、月3,000件で250時間(約1.5人月)が消費され、システム自動化の方が数ヶ月で投資対効果(ROI)を上回ります

【解決策】 SaaS等では対応しきれない独自の商慣習や、WMS(倉庫管理システム)・基幹システムとの複雑なデータ連携を、現場オペレーションに深く入り込んでフルシステム化します

【体制】 業務フロー分析と要件定義に長けたシニアシステムエンジニアがBPR(業務プロセス改革)から伴走します。

充実した保守・サポート体制

【課題】 ECサイトはリリースしてからが本番です。①稼働後にビジネス要件の変更や未知の不具合が発覚するケース、②OSやミドルウェアの脆弱性パッチ適用など継続的な対応が必要なケース、③担当者の退職等でシステムが「ブラックボックス化」するリスクが常に存在します。

【解決策】 死活監視と定期的なセキュリティアップデートを代行するだけでなく、システムの全容を把握する「技術的な相談役(顧問)」として中長期的に伴走し、ブラックボックス化を未然に防ぎます。

【体制】 インフラ設計からアプリケーション仕様までを網羅的に理解している専任のエンジニアチームが継続的にサポートします。

生成AI技術による運用効率化

【課題】 商品登録時の魅力的な紹介文の作成や、大量のカスタマーサポート対応は、属人的なスキルに依存しやすくスケーラビリティの足かせとなります。

【解決策】 最新の生成AIを活用し、商品画像の解析によるタグ付け・説明文の自動生成ドラフト作成や、過去の問い合わせデータ(RAG)を元にしたFAQ高精度アシスタント機能など、テクノロジーを用いた「運用コストの削減」をご提案します。

【体制】 大規模言語モデル(LLM)の実装とプロンプトエンジニアリングの知見を持つAI特化型エンジニアチームが支援します。

※試験的なご提案になるため、詳細は要件定義やPoC(プロトタイプ)を作成しながら実現可能性を伴走検討いたします。

ECシステム構成図:AWSインフラにおいてWebサーバーを複数台で負荷分散し、マネージドデータベースを利用するスケーラブルな構成例
構成例:Auto ScalingやCDN(CloudFront)を活用し、高アクセス時もダウンしないインフラを構築します。

代表取締役 中谷からのメッセージ

「タイガーテックが最も大切にしているのは、お客様と『あるべき姿』を徹底的に議論するコミュニケーションです。
言われたものを作るだけでなく、時にはプロフェッショナルとして『No』をお伝えしてでも、より高い満足度とシステム価値を提供します。」

「規模を追うのではなく、デバイスや言語を問わない最新テクノロジーのキャッチアップと真摯な顧客対応を通じ、高品質なシステムを届け続けます。」

開発実績・事例

BtoC ECサイトにおける開発実績の一部をご紹介します。

写真販売ECサイト リプレイス

独自の行動シナリオ(長時間の滞在と大量購入)を見据え、「セキュリティ処理」と「買い物のメイン処理」を分離したインフラ設計。

AWS 大量トラフィック 負荷テスト
開発責任者の声:写真販売ECリプレイス

「このプロジェクトでは、『長時間のサイト滞在』と『一度に数百枚の写真を注文する』という、写真販売特有の行動シナリオを中心とした負荷対策が最大の焦点でした。

Amazon Rekognitionを用いた顔画像の自動ピックアップで保護者の写真探しを大幅に効率化しつつ、サーバー負荷の原因となっていた各種セキュリティ処理(透かし画像生成や非公開保護)と、カート追加・決済といった『買い物のメイン処理』のインフラ配置を完全に分離。

アクセスが集中しても買い物の邪魔をしないアーキテクチャを実現し、お客様の機会損失を防ぐ仕組みを構築しました。」

グッズ販売EC

年に一度の特設販売における瞬間風速的なスパイクに対し、予算内の負荷検証・待機ページ・決済システム改修でトラフィックを制御。

AWS 高負荷対策 負荷試験 仮想待合室
開発責任者の声:突発的なスパイクへの負荷対策

「年に一度の人気キャラクターイベント公式グッズという性質上、販売開始の瞬間にアクセスが集中し、30分で全て完売するような瞬間風速への対応が求められました。

サーバーを青天井に増強するのではなく、予算内で耐えうる限界を『負荷試験』で正確に計測・チューニングし、限界を超えるアクセスは『仮想待合室(ソーリーページ)』で安全に制御する構築を行いました。さらに、サーバーダウンに伴って発生していた決済エラーと注文の不整合を防ぐために、自社内で処理が完結する『モジュール型決済』へ移行。

『限られた制約の中で、システムと運用を破綻させずに確実に売り切る』という現実的な課題解決を提供できたプロジェクトです。」

画材専門店 EC-CUBEリニューアル

「数十色の一括購入」という運用実態から逆算し、パッケージの枠に囚われない独立商品設計と基幹システム連携を両立。

EC-CUBE 基幹連携 UIカスタマイズ
担当アーキテクトの声:画材専門店のECリニューアル

「このプロジェクトは、『パッケージの標準仕様』に事業を合わせるのではなく、お客様の『システムと運用の実態』からデータ構造を逆算していくプロセスでした。

画材特有の『一度に数十色をまとめて購入する行動』に対して、セオリー通りのプルダウン設計ではなく、すべてを独立した別商品としながら『一覧画面からの一括購買UI』を独自実装しました。さらに裏側では、複数モール間の在庫不整合を防ぐため、EC側にマスタ情報を持たせず『基幹システム(ネクストエンジン)を正としたAPI連携』を実行しています。

技術的なトレードオフから逃げず、UIと保守性、自動化のすべてを緻密に組み上げることで、売上最大化と運用工数削減を同時に達成しました。」

スポットでの技術支援実績(個別対応)

開発手法別比較と提供フロー

要件の複雑さ、予算、スケジュールに応じて最適なプラットフォームを提示し、確実なフローで開発を進めます。

横にスクロールできます
開発手法 メリット・デメリット 当社の適性 推奨ケース
フルスクラッチ開発 【メリット】自由度が最も高く、複雑な基幹連携や独自業務のシステム化に最適 【デメリット】初期構築費用が高く、開発期間が長くなりやすい ◎ 得意 既存の複雑な業務フローを完全に自動化・システム化したいケース
EC-CUBE (パッケージ) 【メリット】基本機能が揃いつつ自由なカスタマイズが可能で、コストバランスが良い 【デメリット】定期的なセキュリティパッチ適用など自社/パートナーでの保守管理が必要 ◎ 得意 標準機能で満たせない独自の販売要件・拡張機能が必要なケース
SaaS / クラウド型 (Shopify, BASE等) 【メリット】初期費用を抑え最速で立ち上げ可能。インフラ保守が不要 【デメリット】カスタマイズに制限があり、基幹連携や独自の商慣習は満たせないことが多い △ 苦手(SaaS単独での構築はお受けしておりません) 標準的な業務フローに合わせてリーンに立ち上げたいケース(スタートアップ等)

初期構築費用・月額保守の目安

■ 新規構築・全面リプレイス(目安)
  • パッケージベース:初期構築 約200万円〜 / 月額保守 約6万円〜
  • フルスクラッチ:初期構築 約1,000万円〜 / 月額保守 約20万円〜
■ スポット開発・改修対応(個別対応)

他社で構築された既存システムに対するスポットでの対応も可能です。(※保守・引継ぎを前提とする場合など条件がございます)

  • 高負荷・スパイク対策(AWS等):約20万円〜
  • 3Dセキュア対応(決済システムの追加・入れ替え):約50万円〜
  • OS、ミドルウェアのバージョンアップ対応:約50万円〜

【過去の対応・費用例】

  • 食品製造新規立ち上げ(EC-CUBEベース):初期 約250万円 / 月額保守 6万円
  • スキンケア製品販売定期購入サイト(スクラッチ):初期 約400万円 / 月額保守 25万円
  • Webサービス運営数十万PVアクセス対応(AWSインフラ構築+スクラッチ):初期 約2,500万円 / 月額保守 30万円

※上記はあくまで目安です。外部システムとの連携範囲など要件の複雑さにより変動いたします。

ECサイト開発プロセス図:要件定義から実装、テスト、ローンチ後の運用保守までの一連の流れ
当社の開発フロー:要件定義から保守サポートまで、一貫して伴走いたします。

よくあるご質問

大量のアクセスでも落ちないサイトは作れますか?
はい。AWSなどのクラウドインフラを活用し、アクセス急増時にも自動でスケールする構成を提案・構築いたします。
既存の基幹システムと連携できますか?
可能です。商品データや在庫、顧客情報の連携APIを開発し、業務効率を落とさないシームレスな統合を実現します。
決済代行会社は自由に選べますか?
はい。主要な決済代行会社(DGFT(旧ベリトランス)、GMOペイメントゲートウェイなど)や各種ID決済・コンビニ決済との接続実績が多数ございます。
BtoC ECサイト構築の費用はいくらくらいかかりますか?
要件や連携するシステムによって大きく変動しますが、EC-CUBEなどのパッケージをベースにする場合は約200万円〜、独自の業務フローをシステム化するフルスクラッチ開発の場合は約1,000万円〜が目安となります。(※サーバー代や保守費用などランニングコストは別途必要です)
ECサイトの月額の保守費用(ランニングコスト)はどのくらいですか?
パッケージ(EC-CUBE等)の場合は月額約6万円〜、フルスクラッチ開発の場合は月額約20万円〜が目安となります。これにはサーバー監視(死活監視)、定期的なセキュリティパッチの適用、バックアップ運用、障害時の一次対応などが含まれます。インフラ規模により費用は変動します。
ECサイト構築に「IT導入補助金」などは活用できますか?
申し訳ございませんが、弊社はIT導入支援事業者への登録を行っていないため、IT導入補助金を利用した開発はお受けしておりません。補助金申請等の事務手続きに工数を割かず、お客様のシステム課題解決と開発クオリティの向上に全リソースを注力させていただいております。(※お客様ご自身で申請される別の補助金に関する技術的な資料提出などについては、可能な範囲で協力いたします)
開発期間はどのくらい見込めばよいですか?
パッケージベース(EC-CUBE等)の場合は約3〜6ヶ月、フルスクラッチ開発の場合は複雑な要件定義も含めて約6〜12ヶ月が標準的な工期となります。基幹システムやWMS(倉庫管理システム)との連携など、複雑な要件がある場合は長くなる傾向があります。
SaaS(ASP)型のECカートとの違いは何ですか?
SaaS型は手軽に始められますが、機能やデザインのカスタマイズに限界があります。「売上規模の拡大で従量課金が負担」「独自のポイントシステムを入れたい」「基幹システム・倉庫管理システム(WMS)と自動連携させたい」など、パッケージでは満たせない個別要件の実現を得意としています。
既存サイトからの顧客データ・商品データの移行は可能ですか?
はい、お任せください。データベースの構造差異を吸収するマイグレーションプログラムを作成し、セキュアかつ確実にデータを移行いたします。
セキュリティ対策(個人情報漏洩対策)はどのように行っていますか?
当社では、IPA(情報処理推進機構)の『安全なウェブサイトの作り方』に準拠したセキュアな設計・実装を徹底しています。また、AWS WAF(ワフ)の導入や、サイバー攻撃からシステムを守り抜いた経験を持つエンジニアによる脆弱性診断(オプション)の実施により、堅牢なシステムを構築します。
構築後の集客やSEO等、Webマーケティングも支援してもらえますか?
はい、可能です(別途お見積り)。構築時の内部SEO対策(構造化データの実装等)を標準で行うほか、リリース後もGA4やヒートマップを用いた分析・UI改善(コンバージョン率向上施策)などの集客・マーケティング支援を継続的にサポートいたします。

お問い合わせから開発・導入までの流れ

1. ご契約までの流れ

01
お問い合わせ・ヒアリング

独自のビジネスモデルや複雑な要件を深くお伺いします。

02
ご提案・お見積り

ヒアリング内容をもとに、最適な開発手法とシステム構成をご提案します。

03
ご契約・プロジェクト発足

提案内容・お見積りにご納得いただいた上で、ご契約となります。

2. ご契約後の開発プロセス

スクラッチ開発のプロセス
01
高度な要件定義・基本設計

UI/UX設計、インフラ構成設計、基幹連携設計などを緻密に行います。

02
フルカスタマイズ開発

高負荷対策の実装と、各種機能テスト、セキュリティ診断を実施します。

03
リリース・中長期保守

本番公開後も、安定稼働に向けた継続的な機能拡張やインフラ保守を支援します。

この記事の監修者(サービス提供責任者)

中谷 代表取締役 / テクニカルディレクター

EC専門のSIerを経てタイガーテックを設立し、約15年にわたりBtoC ECサイト構築の第一線で開発を牽引。要件定義や業務フロー分析の上流工程から、開発・テスト・保守、さらにプロジェクトマネジメントまで全工程を網羅的に指揮してきました。これまで手がけたEC案件は100件以上にのぼり、通常の有形物販にとどまらず、デジタルコンテンツ販売や定期購入(サブスクリプション)など、あらゆるビジネスモデルに対応可能です。
また、アプリケーション・データベース・インフラの総合的な設計知見を活かし、ビジネスを止めないシステムを提供します。
過去開発したECサイトの深いカスタマイズとUI/UXが評価され、EC-CUBE AWARD 2021を受賞した実績もございます。

BtoC EC構築 経験15年 支援・開発実績 100件超 🏆 EC-CUBE AWARD 2021 受賞 物販・デジタル・定期購入対応 DB・NW・セキュリティ領域網羅

まとめ:タイガーテックのBtoC EC構築

  • 対象となる企業様:既存SaaSでは独自業務フローに対応できず、限界を感じている企業様(カスタマイズ必須のケース)。
  • 提供範囲:要件定義・設計の超上流工程から、開発、インフラ構築(AWS)、そしてリリース後の運用・改善支援まで一気通貫。
  • 安心の体制:大規模アクセス対応などの確かな実績を持つエンジニアによる実装とサポートをお約束します。

タイガーテックが選ばれる理由

私たちは単なる「Web制作」にとどまらず、ビジネスの根幹を支える「インフラ基盤」と「売上を伸ばすUI/UX」を提供します。既存システムの課題や新規事業の立ち上げなど、お気軽にご相談ください。

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